放射線医療の専門家になる|進む高齢化に備える|介護職に必要な資格を取ろう

進む高齢化に備える|介護職に必要な資格を取ろう

放射線医療の専門家になる

ドクター

技術者的な医療関連職

病院や診療所では、しばしば放射線を使用する機会があります。最もよく知られているのはX線検査ですが、他にはCT検査やがん細胞を破壊する治療などにも使われています。放射線は扱いを誤ると非常に危険であることから、使用できるのは専門的な資格を持った特定の人間に限られています。その資格とは医師、歯科医師、そして診療放射線技師です。診療放射線技師は、放射線を使用する検査機器や治療機器の操作・調整などを行う職種です。医療機器の高度化・複雑化に伴って分業制が進む中、非常に高い専門性を持った技術者として求人市場において人気があります。大きな病院などでは医師が自ら機器を操作する機会は減少しており、スペシャリストとしての需要は年々高まる傾向にあります。

受験資格は3年以上の学習

診療放射線技師になるには、国が指定した養成機関で学んだ後、国家試験に合格する必要があります。養成機関は4年制の大学、3年制の短大、3年もしくは4年制の専門学校で、基礎医学のほか画像工学・放射線物理学・放射化学など、理系のさまざまな分野について学ぶ必要があります。国家試験は毎年1回実施されており、試験日は例年2月の下旬に設定されています。合格率はここ数年は70%前後で推移しています。なお、診療放射線技師はMRIやエコー検査など、放射線を使用しない検査機器の操作も担当することがあります。こうした検査は本来は臨床検査技師の業務範囲に属するので注意が必要ですが、診療放射線技師の養成機関でも学習の機会が設けられています。